こんにちは。
元住吉の髪質改善・美髪専門店BxF SALON(ビーエフサロン)のケアリスト山田です。
縮毛矯正やデジタルパーマで、顔周りやえりあし部分の髪が傷みすぎて『チリついた』というお話をお客様からご相談いただく時もあります。
キレイにするためにしたことが、裏目になってしまった悲劇です。
チリついた髪は治せるのか?
結論からいうと、残念ながら『不可能です』
最終的には切るしかありません。
髪は、一度傷むと治ることはありません。
どんなに優れたトリートメントでも、大きくダメージを受けてしまった髪は元に戻すことはできません。
例えば、爪がかけてしまった場合と同じで、元に戻せないのです。
肌は生きている細胞なので、血が通い、けがをすれば「かさぶた」ができたり、皮膚が再生したりします。
ですが、髪自体は伸びてくる時点で死滅している細胞であり、自力で再生できません。
生きているのは血の通っている「毛根の細胞部分」というわけです。
トリートメントって何をしてくれるの?
一般的なトリートメントは、髪の表面が傷ついて、凸凹になった部分を滑らかにすることで、指通りを良くしたり、光の乱反射をなくしてキレイにしてくれます。
ですから、一時的に感触を良くすることはできます。
従来のトリートメントのイメージとしては、髪のファンデーションのような感じです。
美容室での施術やご自宅でのお手入れで、どれだけ傷ませないようにするか?というのが最も重要な事です。
トリートメントで、一時的にチリつきが治った感じになっても
『いつもとに戻るかは、わからない』
というのが本当のところです。
ですから、
・トリートメントで一時的にしのぎ
↓
・徐々にカットしていき
↓
・カラーやストレートなどの薬剤を使う施術は、髪を大切に扱ってくれる美容師にお任せいただく
↓
・ダメージ部分を切り取り、大切に育てた髪と入れ替えできるのを待つ
しかないかなと思います。
とはいえ、その間ずっと気になってしまっていたり、誤った施術やお手入れで、余計にひどくしてしまうこともあるかもしれません。
何もしないで気になってしまっているのであれば、何かしらのご協力は出来るかもしれませんので、ぜひ一度ご相談ください。
あなたの大切な髪を、ツヤのあるキレイな髪へと大切に育てますので。
では。